静的サイトが今、再注目されています!!

背景

 

昔、インターネットでの全てのサイトは静的でした。その時代のサイトはただHTMLファイルを持っているフォルダーだけでした。当時、18のHTMLタグしか存在しませんでした。ブラウザーと共に、HTMLも進化しました。それで静的サイトの物足りないところが明らかになりました。そして、動的サイトが流行りになって、現在知っているインタネットにまでなりました。だがしかし、最近静的サイトがまた人気を少し取り戻しました。その理由を紹介させていただきます。

 

とにかく安い

 

バックエンドが必要ないため、VPSも不要。いろいろな静的ホスティングサービス、無料も有料もありますが、有料サービスを使ってもVPSと比べると激安です。転送量は多く無かったら、AWSのS3などは月10円以下で運用可能になります。こんなに安いのはサーバの処理が不要だからです。本当にダウンロードして表示するだけものです。

 

セキュリティ的に良い

 

動的なサイトではコードレイヤーとスクリプトエンジンレイヤーが一番攻撃されやすいです。静的なサイトだと、その2つのレーヤーがそもそもないため、セキュリティ的にはいいことです。その次の攻撃されやすいところはサービスレイヤーです。静的サイトはFTPを使わないサービスもあるので、さらにセキュリティが強化されます。サーバーのサービスはホスティング会社が管理しますので、更新などを考えなくても大丈夫ですが、サービスのパスワードが弱いとメリットが低くなりますので複雑なパスワードも使いましょう。

 

設定は簡単

 

サービスにもよりますが、HTMLとCSSとJSファイルだけなので、アップロードすれば良しと考えても大丈夫です。バックエンド言語のバージョンとかウェブサーバ(nginx,apacheなど)のバージョンとか考えなくてもいいです。ただドメイン設定とかSSLとか相対URLや絶対URL問題などは気をつけないといけません。サービスにもよると思いますが、基本的に設定をしなくてもキャッシュを利用しているところが多いです。

 

速い

 

直接HTMLを読み込むので速いです。もちろん、いっぱいjavascriptや画像などを入れたら重くなりますが、同じページを動的サイトで読み込むより速いです。上記にも書いてありますが、キャッシュも利用できます。バックエンド処理がないので、ダウンロード時間をキャッシュで削ったらさらに速くなります。またサービスによりますが、CDNも使えます。例えばAWSのCloudFrontは簡単に設定出来ます。ユーザーがアクセスしようとすると、AWSのグローバルネットワークからそのユーザーに一番近いサーバーから落とせます。海外にいる人まで速い体験を提供できます。現在Cloudfrontは、海外だけではなく東京と大阪にもあります。

 

問題点と対策

 

静的サイトのいいところを書きましたが、そんなにいいならそもそもなんでみんな動的サイトに移動したのか?データベースを利用できなかったからです。保存も非同期処理も不可能でした。動的サイトほど柔軟性がないけど、静的サイトでもDBとAPIサービスを使えば出来るようになりました。またAWSでいうと、API Gatewayというサービスもあります。
同じようにCMSやテンプレートなど使えなかったです。まだwordpressやdrupalなどはもちろん使えないですが、静的サイトジェネレーターが最近いっぱい出てきました。一番有名なのはjekyllです。これを使うと静的なブログを作成できます。

 

ホスティングサイト

 

Github Pages 無料、バージョン管理、ストレージ100MBまで
Netlify 無料、ワンクリックSSL(Let’s Encrypt)
Amazon AWS 一年目、転送量以外は無料(現在転送量は1GBあたり2円)
Neocities 転送量無制限、ストレージ20MBまで無料

 

まとめ

 
プロジェクトによって静的なサイトが厳しい場合もありますが、次の小さなプロジェクトとして静的なサイトで作ってみてどうでしょうか?立ち上げてそのまま放置してもお金はあまりかかりません。ドメインの更新よりホスティングの方が全然安いです。